2018年09月30日

フェアトレードの仕組み・・・普段あまり公表していませんが!?

こんにちは、フェアコミフェス実行委員会のイマイナホコです。

台風の影響が気になりますね。

前回の時と同じようなルートのよう・・・

皆さん外出を控え、安全なところで行き過ぎるまでじっとしていましょう!


さて、今日はフェアトレードの仕組みについて

少し踏み込んで解説したいと思います。

私は、Teebomと言う小さなお店を切り盛りしつつ、

インド、スリランカ、バングラデシュ、それにペルーのフェアトレード生産者の方たちと

いっしょに仕事をさせていただいています。

でも、実際には生産者と直接関わることはないんです・・・

と言うのも、まず、コミュニケーションが・・・

スリランカには長年住んでいたので、ローカル言語は大丈夫ですが、

例えば、

バングラデシュならベンガル語、ペルーの先住民はケチュア語、

インドに至っては・・・ヒンズー語だけでななく、カンナダ語やマラヤーラム語などなど

もう何が何だか?!?です。

小さな作り手たちは、必要な教育を受ける機会がないため

また、社会的弱者と言う立場にあるために

買いたたきにあったり、不当な条件での売買契約になすすべがなかったり・・・

そんな小さな作り手をサポートしてくれるのが、

生産者組合やNPOなどの人たち。

彼らがフェアトレードのルールをしっかり守り、

私が依頼することを生産者に伝え、

また、生産者からの要望を私に伝えてくれます。

多くの作り手たちは、「フェアトレード」と言う言葉すら知らないと思います。

でも、サポーターのおかげで、

適切な賃金対価が得られ、子供を労働に従事させることをやめることができます。

ペルーのフェアトレード生産者組合のマリアは

まさにその人!私の大切なカウンターパトです。

一昨年と昨年の2度、静岡を訪れてくれました。

とても、聡明でしかもチャーミング、

彼女のおかげで、生産者たちが手塩にかけた商品が

日本に届きます。

マリアからメッセージを!Youtubeからです。

・・・・と書いたのですが、リンクが機能しないようで、

すみません。フェアコミフェスのFacobook

ご覧になってください。


フェアコミフェスは10月20日(土)、静岡パルコ前のオグシ神社で開催です!!  


Posted by フェアコミフェス  at 10:00Comments(0)

2018年09月29日

スタジオジビエ 店舗紹介(15)~ジビエの加工品と革製品~

こんにちわ。

フェアコミフェス実行委員の前田です。

今回も、前回に引き続きフェアコミフェスしずおかに初出店のお店を紹介したいと思います。


今回紹介するお店は、スタジオジビエさん




まず、ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉(フランス語)で、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化です。

日本ジビエ振興協会によると、害獣による年間被害総額は200億円にもなる事が示唆されていて、社会課題の一つとされています。

スタジオジビエさんは、「害獣」として駆除された野生生物を廃棄するのではなく、なるべく流通させる事を目的に活動をしています。

ジビエを用いた商品は勿論の事、皮を用いた製品も販売しています。








商品を実際に見させて頂いたのですが、どの商品も可愛らしく、魅力に溢れています。

今回は、その皮製品をフェアコミフェスに持ってきてくれます。

小物が好きな方、フェアトレードの皮製品が好きな方等は、気に入るのではないでしょうか?

  


Posted by フェアコミフェス  at 10:00Comments(0)

2018年09月28日

フェアコミフェスのチラシは、今年はこんな感じ!

こんにちは、フェアコミフェス実行委員会のイマイナホコです。

はっきりしないお天気が続いていますね。

週末になるとお天気が崩れるパターンから早く解放されたいです。

台風の進路も気になりますね・・・。


さて、今日のブログではフェアコミフェスのチラシをご覧になってください。

印刷して、出店店舗さんや、協力店さんにお配りしていますので、

もしかしたらすでに見てくださった方もいらっしゃるかも!?!

去年の反省から、今年はインスタ映えするように、写真を多用しました。

「見やすくなったね~」と実行委員みなお気に入りです。









フェアコミ実行委員会は、ボランティアで運営されています。

このリーフレットもメンバーの1人が作ってくれました。

イベントへの想いが伝わる素敵なリーフレット!ぜひ手に取ってくださいね。


  


Posted by フェアコミフェス  at 10:41Comments(0)

2018年09月27日

天竜厚生会 店舗紹介(14)~耕作放棄地を利用した静岡産のオリーブ~

こんにちわ。

フェアコミフェス実行委員の前田です。

今回は、フェアコミフェス初登場の天竜厚生会さんを紹介します。

天竜厚生会さんは、静岡県の浜松市にある社会福祉法人です。

様々な事業を展開をしている天竜厚生会さんですが、障害がある人の就労支援事業として、耕作放棄地を利用してオリーブの栽培をしています。

耕作放棄地とは、農業の高齢化や後継者不足により、以前耕地であったもので、過去1年以上作物を栽培せず、しかもこの数年の間に再び耕作をする予定のない土地の事を指します。

静岡県のHPを確認して見てみると、耕作放棄地が増えており、解決すべき課題の一つになっています。

天竜厚生会さんは、その耕作放棄地を利用して、オリーブの栽培に取り組んでいます。

その耕作放棄地で作られたオリーブは、人と自然を意識した有機栽培です。




収穫されたオリーブは、オリーブオイルや石鹸、パウダー等に加工して販売しています。

当日は、是非とも天竜厚生会さんの商品を手に取り、静岡産のオリーブで作られた商品の数々を確認してほしいと思います。


  


Posted by フェアコミフェス  at 10:00Comments(0)

2018年09月25日

フェアトレード、卒業って!?!

こんにちは、フェアコミフェス実行委員会のイマイナホコです。

今日は雨の1日になりそうですね。

フェアコミフェスは今年で5回目、年に1回のイベントなので

私たちの活動も5年目と言うことになります。

できればずっと続けていきたいと実行委員会で

よく話題になります。

でも、ことフェアトレードに関しては、

私は、いずれは、なくなっていくのがよいと思っています。

少し前にフェアトレードの10のルールについてご紹介しましたが、

このルールの中で書かれていることは、実はとっても当たり前、

普通のことなんです。

だから、「フェアトレード商品を応援しよう!」なんて言わなくても

それが当たり前に実行される社会が来ることが本当の

フェアな、公平な社会の実現だと思うのです・・・





ルワンダのコパックと言うコーヒーがあります。

コパックは2000年に100人弱のコーヒー農家さんが集まって

フェアトレードコーヒーとして流通し始めました。

当時、「どうせ、フェアトレードなんて言っても、

何にも変わらないんだ・・・」と否定的な考えを持つ

農家さんが多かったそうですが、

なんと2015年には8000名以上の農家がコパックのメンバーとして

フェアトレードコーヒー作りに参加をしていました。

私のお店でも開店当時から扱っているとても素晴らしいコーヒーです。





そして、2015年の生産者グループでの総会で

『フェアトレードコーヒーとしていろんなサポートを受けながら成長してきたけど

そろそろ自分たちの力だけで運営をしていこう』と決め、

生産者が株主となり、株式会社へと移行しました。

そうです、フェアトレードを卒業したんです!!

祝、フェアトレード卒業

15年の間には、生産して出荷したコーヒーにポテト病が発生して

アメリカのフェアトレードサポート団体から原因追及のための支援を受けたり

また、優れたコーヒに与えられる”Cup of Excellence”を受賞したり

と、いろんなことがありましたが、すべての経験を糧に

今は、自立して、そしてフェアトレードの10のルールを実行しながら

株式会社として生産活動を継続しています。




小さな生産者がフェアトレードの仕組みを通じ力をつけて、

世界のマーケットの中で、当たり前に活躍できる日が来るといいな~と

私はコーヒーを焙煎しながら、生産者とSkypeでビデオ会話しながら

日々思っています。


  


Posted by フェアコミフェス  at 12:11Comments(0)

2018年09月24日

フェアトレード商品の誕生秘話!?

こんにちは、フェアコミフェス実行委員会のイマイナホコです。

暑さもすっかり和らいで、朝晩の涼しい風が心地いいですね。

連休最終日、いかがお過ごしですか?

今日は、私自身が普段、自分の仕事として取り組んでいる

フェアトレード商品のことについてかかせていただきます!

日本には、フェアトレード商品の卸元をしてくれている会社(NPO含む)が

4~5社ほど、あります。

どれも小さな会社ですが、その中でも比較的よく見聞きするのは

”People Tree"と言う会社ではと思います。

特に、オーガニックコットンの洋服やチョコレートが人気です。

でも、フェアトレードの小売店を営んでいる立場からだと

仕入れ先が4,5社しかないのは、ちょっと不安・・・

と言うことと、

生産者と直接仕事がしたいとの思いが重なり、


商品作りなどの経験が全くないにも関わらず、

スリランカ、インドやペルーなどいくつかの生産者さんたちと直接やり取りをしながら

商品作りをしています。

私が心がけていることは、

生産者の暮らしと共にある素材や技法を活用して、

それを日本のマーケットにちょっとだけ修正してもらうということです。

例えば、ペルーにはアルパカが家畜として昔から飼育されていて

柔らかく温かい毛を使った織物や編み物をしています。




腰織と言われるとてもシンプルな道具を使った織物は

先住民の女性たちが代々携わってきています。





糸はみな、植物や昆虫を使った草木染で、

織り模様は、村々で伝統柄があり、どれもカラフルでユニーク!


私は、その織物の幅だけを指定して、織ってもらい

商品作りに反映しています。




ただ、織り幅を〇〇㎝と決めても、その通りにいかないことが

しばしば・・・

何とかリクエストに近づけてもらえるように、頑張っています!

1つの商品が完成するまでに、長いときは、2年も、3年もかかってしまう

こともあります。

それでも一緒に続けたいと思うのは、

言葉も、

暮らしている環境も、

価値観も、

全く違う遠く離れた人たちと、

「頑張ろう!」「いい商品作ろう!」と

心が通じあえるからです。

でも、2,3年もかかってしまうのはちょっと困りますね。

日本で、商品ができるのを首を長くしてお待ちくださっている

お客様のためにももう少しスピードアップをしないと!!


フェアコミフェスは10月20日、オグシ神社へ!!
  


Posted by フェアコミフェス  at 10:22Comments(0)

2018年09月23日

Conche 出店店舗紹介(13)~Bean to Bar のチョコレート専門店~

こんにちわ。

フェアコミフェス実行委員の前田です。

本日は、静岡市の駿河区高松にお店を構えるConcheさんを紹介したいと思います。




Concheさんは、前回に引き続き、2回目の出店となります。

Concheさんの魅力は、何といっても無添加の手作りチョコレート。




チョコレートの原料となるカカオ豆の仕入れから、選別・焙煎・成形までをお店で行っているため、スーパー等のお店では普段見る事とのない、ここでしか買えないチョコレートが揃っています。

原料となるカカオ豆は、ブラジル、ベトナム、ハイチ等の様々な国の物があり、豆の産地によって様々な味を味わう事ができます。

ガーナの豆はフェアトレードです。





また、静岡県の特産品や会社の商品を使った商品もあり、どれも魅力的です。

是非とも、フェアコミフェスでConcheさんの無添加のチョコレートを手に取ってみて下さい。

  


Posted by フェアコミフェス  at 10:00Comments(0)

2018年09月22日

出店店舗紹介(12)夜明け前 ヘルシーでおいしいメキシカンなら!!

こんにちは、フェアコミフェス実行委員会のイマイナホコです。

今日ご紹介する出店者さんは、

知る人ぞ知る!ファストフードではないテックスメックスを提供してくれる

夜明け前さんです。

メキシカンと言うとアメリカのファストフードと言う印象がありますが、

夜明け前さんのブリトーやタコスは、素材にこだわり、

ソースもみな店主さんの手作りです。

メキシカンで最もよく使われる素材、アボカドは店主さん自ら

ありとあらゆる八百屋さんを回ってその時に一番良い素材を仕入れています。

フェアコミフェスは、屋外のイベントなので、

持ち歩きに便利なフィンガーフードをご準備いただけるとのことです!

朝一で予約したほうがいいかも!!




フェアコミフェスは10月20日(土)、パルコ前のオグシ神社で!9時半からです♪

  


Posted by フェアコミフェス  at 10:00Comments(0)

2018年09月21日

出店店舗紹介(11)ナマステNIPPON 本格ネパールカレー!みんな大好き!!

こんにちは、フェアコミフェス実行委員会のイマイナホコです。

このところ天候は芳しくありませんが、涼しくなってきて

私的には、「食欲の秋」を感じています(笑)

静岡市内にもたくさんのカレー屋さんがありますが、

フェアコミフェスに出店してくれるのは、

ネパールの皆さんが頑張っている

「ナマステNIPPON」です。

ネパールで大きな地震があった時から出店してくれています。

私は時々、お店に行かせていただいているのですが、

とても丁寧な接客と、季節ごとのおすすめメニューがあって

いつもおいしく、そして気持ちよく食事をさせていただいています!

フェアコミフェスでは

カレーのランチパックや小腹がすいた時においしいサモサなどをご提供ください。



  


Posted by フェアコミフェス  at 09:43Comments(0)

2018年09月20日

店舗紹介(10)~清水のお茶屋さんが作るおいしい和紅茶とお茶~

こんにちわ。

フェアコミフェス実行員の代表と務めている前田です。

最近、朝夕は涼しくなり、随分と過ごしやすくなりましたね。

夏の猛暑がきつかった分、過ごしやすいと嬉しいですね。

さて、今回は5回目のフェアコミフェスに出店して頂ける店舗を紹介したいと思います。

今日、紹介するのは静岡市の清水区の両河内でお茶を生産・販売しているグリーンエイトさんです。





グリーンエイトさんは、フェアコミフェスには何度も出店をして頂いているので、既にご存知の方が多いかもしれません。

グリーンエイトさんは、清水の両河内地区のお茶を生産・販売しています。

静岡市外の人にとってみれば、両河内という地名をなんて読んでいいのか迷うかもしれません。

、“りょうごうち”と読みます。

両河内は興津川流域に栄える地域で、自然が豊かで昔からお茶の産地として知られています。

最近では、静岡市の提唱する「オクシズ」の奥清水地域にもなっています。

その両河内にあるグリーンエイトさんの事務所には、カフェが併設されており、おいしい紅茶やお茶、お菓子を頂くことができます






フェアコミフェスでは、両河内からおいしいお茶と和紅茶を持ってきてくれます。







非常に楽しみですね!!

是非とも会場で、グリーンエイトさんの商品を手に取ってみてください。








  


Posted by フェアコミフェス  at 10:00Comments(0)