2018年09月24日

フェアトレード商品の誕生秘話!?

こんにちは、フェアコミフェス実行委員会のイマイナホコです。

暑さもすっかり和らいで、朝晩の涼しい風が心地いいですね。

連休最終日、いかがお過ごしですか?

今日は、私自身が普段、自分の仕事として取り組んでいる

フェアトレード商品のことについてかかせていただきます!

日本には、フェアトレード商品の卸元をしてくれている会社(NPO含む)が

4~5社ほど、あります。

どれも小さな会社ですが、その中でも比較的よく見聞きするのは

”People Tree"と言う会社ではと思います。

特に、オーガニックコットンの洋服やチョコレートが人気です。

でも、フェアトレードの小売店を営んでいる立場からだと

仕入れ先が4,5社しかないのは、ちょっと不安・・・

と言うことと、

生産者と直接仕事がしたいとの思いが重なり、


商品作りなどの経験が全くないにも関わらず、

スリランカ、インドやペルーなどいくつかの生産者さんたちと直接やり取りをしながら

商品作りをしています。

私が心がけていることは、

生産者の暮らしと共にある素材や技法を活用して、

それを日本のマーケットにちょっとだけ修正してもらうということです。

例えば、ペルーにはアルパカが家畜として昔から飼育されていて

柔らかく温かい毛を使った織物や編み物をしています。

フェアトレード商品の誕生秘話!?


腰織と言われるとてもシンプルな道具を使った織物は

先住民の女性たちが代々携わってきています。

フェアトレード商品の誕生秘話!?




糸はみな、植物や昆虫を使った草木染で、

織り模様は、村々で伝統柄があり、どれもカラフルでユニーク!


私は、その織物の幅だけを指定して、織ってもらい

商品作りに反映しています。

フェアトレード商品の誕生秘話!?



ただ、織り幅を〇〇㎝と決めても、その通りにいかないことが

しばしば・・・

何とかリクエストに近づけてもらえるように、頑張っています!

1つの商品が完成するまでに、長いときは、2年も、3年もかかってしまう

こともあります。

それでも一緒に続けたいと思うのは、

言葉も、

暮らしている環境も、

価値観も、

全く違う遠く離れた人たちと、

「頑張ろう!」「いい商品作ろう!」と

心が通じあえるからです。

でも、2,3年もかかってしまうのはちょっと困りますね。

日本で、商品ができるのを首を長くしてお待ちくださっている

お客様のためにももう少しスピードアップをしないと!!


フェアコミフェスは10月20日、オグシ神社へ!!

Posted by フェアコミフェス  at 10:22 │Comments(0)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


削除
フェアトレード商品の誕生秘話!?
    コメント(0)